皆さん、こんにちは。
温故知新という言葉を聞いたことがありますよね。

古きをたずねて新しきを知る!

素晴らしい言葉ですよね。!

でもこれだけでは、
孔子が弟子に伝えたかったことはわかりません。
なぜならその続きがあるからです。!

「温故而知新可以為師矣」!

これを白文で書けば!

故きを温ねて新しきを知れば
       以って師と為る可し。

つまり
人に伝えることができる師となれるよ!
と言っているのです。

ただ昔のことを勉強して
新しいことがわかるようになるだけではなく
人に教えることができるようになりなさい!

と言っていることになりますね。

有名な言葉だけを覚えて
それに続く言葉を知らなければ
本当の意味を見失うことになってしまいます。!

山本常朝の「葉隠」に!

武士道というは死ぬことと見つけたり!

という言葉があります。
誰もが聞いたことがある言葉です。

武士道精神とは、

いつでも死ぬ覚悟ができていること、です。

しかしその後にも言葉は続き、最後には!

毎朝毎夕、改めては死々、常住死身に成て居る時は
            武道に自由を得、一生落度なく家職を仕課すべき也。

毎朝、毎晩、いつでも死ぬ覚悟ができていたら、
            一生落ち度なく職務を全うできる。!

つまりいかに死ぬかではなく
いかに生きるかを説いているのです。!

二次ソースで素晴らしいと思ったことは
一次ソースをあたることが大切ですね!!